旅館の「おもてなし」に学ぶ

一度は行って泊まってみたい!と、ずーっと思っていた旅館。
それは、石川県七尾市、和倉温泉にある憧れの「加賀屋」さんです。
いったい何年あこがれ続けていたでしょう?
長年の想いがやっと実現したのです。

あまり期待が大きいと、それを裏切られた時にがっかりするものです。
そんな経験を何度もしているので、ここは慎重に!

「あまり期待しないように・・・」と自分に言い聞かせつつ、
ちょっと緊張の面持ちで旅館の入口に入ったとたん、琴の音が響いています。
それはCDの音などではなく、生の人間!和服の女性が奏でる
何とも心地よい「いらっしゃいませ」の気持ちが伝わる歓迎の音でした。
まずは上々の滑り出しです。

その後は、丁寧な接客に導かれて、お部屋へ。
すると、私と同じ年齢(アラフィフ)と思われる和服の女性が登場!
いろいろとお世話をしていただく客室担当のHさんでした。

さっそく浴衣に着替えたいのにお部屋に置いていなくて
「あれ?」と思っていると。
Hさんが浴衣を持ってお部屋に再び現れました。

私のサイズにぴったりな浴衣が2枚。
「温泉で汗をかくのて、二枚お持ちしました」とのこと。
そして、帯の紐が2種類。
ひとつは、固めの芯が入ったもので、お食事や買い物の時用。
もうひとつは柔らかい紐。こちらはお休みの時用・・・。

着替えの浴衣を2つというのはありがちですが、
帯が二種類というのは初めてでした。

さらに、Hさんのお話では、
浴衣を最初からお部屋に入れていないのは、
お客様の身長や体格を見てから、サイズを選ぶからだそうです。

Hさんは、この仕事を始めてから、道行く人とすれ違うとき、
「この人の浴衣のサイズはL!」と、見分ける癖がついたのだとか。

仕事に拘束されないときも、自分の仕事の能力を磨く訓練をしている
やはり、一流の仕事をする人は普段の心掛けが違いますね。

彼女の細やかな心遣いは、その後も私の心を緊張から解き放ちました。
さすが!加賀屋さん!

きて良かった~~と思いながら、部屋からの眺めがこれ!
次は別の季節に訪れたい。
そしてHさんを指名したいとさえ思いました。

日常を離れても、学ぶことはたくさんありますね。
それを自分の仕事に活かしていけたら
どんな出会いもプラスにしていけます。

★加賀屋さんのホームページです。
http://www.kagaya.co.jp/onsen/