大切なものの声

今のような
真夏の最中に想像すると、
それはとても辛くって
大変な苦行になっちゃうけれど。

いつの日か、
着ぐるみの中に入ってみたい。

そこから見える世界は
違って見えるに違いない。

10代の頃からそう思ってて
憧れつづけているのに
いまだに実現していない。

くまモンがダンスするように、
あるいは、
プロ野球の球場にいる
キャラクターのように
体操選手なみの機敏な動きは
もちろんできないけれど。

着ぐるみを着ると
何かものすごく楽しいものが
そこにあるような気がして。
ワクワクするんです♪

そんな私の願望を満たすような
本を読みましたので
ご紹介しますね。

宮部みゆきさんの
「チヨ子」です。
短編なのですぐ読めます。

昔、小さかった頃、
とても大切にして
手放さなかった
ぬいぐるみのことを
思い出しました。

大切にされた
ぬいぐるみ達は、
どこか遠くに行ってしまった
かもしれないけれど

今も、大切にしてくれた
人の身近にいて見守って
くれている!

トラ年に生まれた私に
お祝にもらった「トラ」の
ぬいぐるみ、
トラちゃんのことを
すっかり忘れていました。

どこに行くにも連れて行き
触りすぎて、
片方の目が取れていました。

あのトラちゃんは、
今どこにいるんだろう?

アルバイト先で、
うさぎの着ぐるみを着て
フーセンを配っている人がいたら、
その人の目には、
私は、トラちゃんの姿に
見えるはずです。