恐るべし伊藤蘭さん

自分の意思ではないけれど、
誰かに誘われて、
なんとなく断れず、
しぶしぶというわけではないけれど
お付き合いで参加したイベントで
運命的な出会いや感動する場面に
出くわすことがある。
「来てよかったー!」
「参加して正解だった🎵」
と、心から思える。
そんなことがきっと誰にでもあるだろう。

そんな思いがけない興奮がつい先日、
2月15日(土)の夜にあった。

伊藤蘭さんのコンサート
@新宿文化センター 大ホール

彼女の初めてのソロアルバム
「My Bouquet」から次々に歌われる曲は、
正直なところ退屈だった。
知っている曲は一つもない。
時計をみたら1時間も経過しており、
懐かしいキャンディーズは封印か、
と思いかけた後半戦。
「My Dear Candies」の時間に突入。
ここからの伊藤蘭さんは
オープニングから
バラード調のゆっくりした
曲とあまり動かなかった彼女とは
まったくの別人になった。
体力の温存だったのか?

懐かしい歌を次々に披露する
彼女の体の動きのシャープさ、
振り付けのかわいらしさ・・・

昔・・・。
あれは中学時代。
振り付けを真似して
友達とグループを組み、
キャンディーズ対ピンクレディーの
対戦をし、歌い踊っていた。

今もカラオケで歌ってしまう
懐かしすぎる曲目。
ここからはそれらの
オンパレードであった。

「その気にさせないで」
「ハートのエースが出てこない」
「哀愁のシンフォニー」
「暑中お見舞い申し上げます」
「春一番」
「年下の男の子」
「やさしい悪魔」
「微笑がえし」

キャンデーズ時代と同じ衣装かも
と思わせる服を纏い、
歌う彼女を見ていると
隣にスーちゃんとミキちゃんも
一緒に踊っているみたいだった。
ジーンと来て涙が出た。

会場のファンも大盛り上がり!
詰め掛けたファンは、
予想通りおそらく95%は男性。
平均年齢はお見受けしたところ
たぶん60才代。

私より少し年上のお兄さんたち。
時々叫ばれる
「ランちゃーん!」
の太い声も若々しく聞こえる。
彼らの青春の1ページな感じ。
よーくわかる。

中でも目を引いたのは
キャンディーズ解散コンサート
1978年4月4日が刻まれた
スタジャンを自慢げに、誇らしく
羽織ったおじさまたち。

なんかいい感じ!
夢中になったアイドルは
こうやって追いかけ続けなきゃ。
これも自分が元気だからできる事。
アイドルと自分の運命的な出会いと
お互いが今ここに
生きてることに乾杯しよう!

伊藤蘭さんは少しだけ
私よりお姉さんだと思っていた。
帰りの電車の中で
彼女の年齢をググって驚愕。
65才?!

あの振り付けと動き、
チャーミングさと美貌。
キャンディーズを引退して
42年が経っている。
嘘でしょう?!

恐るべし、
伊藤蘭さん。
普通の女の子どころではない。

キャンディーズ引退後は
女優として活躍する彼女の
日々の努力を想像してみる。

家族とのかかわり。
仕事への意欲とプロフェッショナルさ。
心から尊敬する!
私は自分に喝を入れられた感じがした。
誘われるまま
コンサートに行ってリフレッシュした。

寒い季節は仕事以外は
極力外出したくない。
何事にも億劫になっている自分を反省してみる。

誰かの誘いに乗ってみるのも
たとえ小さなちょっとしたことでも
何かを変えるきっかけになる。
やはり行動しなくちゃ始まらない。

とはいえ、この頃の
新型ウイルスが怖い。
よくわからないからなおさら不気味。
だから外出を制限したくなるのも事実。

何とも悩ましい日々である。

伊藤蘭さんツアーはこれからも各地で開催。
公式サイトはこちら。
https://www.diskgarage.com/feature/ito-ran/